まず、ヘナをわざわざ天然成分100パーセントヘナ&ハーブと表示するのかをご説明します。
一般にヘナは以下のように分けられます。
1、ヘナ単体(純粋)
2、ヘナとインディゴなどのヘナ以外のハーブを混ぜ、オレンジ以外の色を求めたもの。(純粋)
3、1に着色料をまぜ、品質の良いヘナに見せかけたもの。インド国内で加工されている。
4、1の品質が悪いため、染まりやすくするためジアミンを混ぜたもの。
5、1や2に化学成分を混ぜたもの、RC染料と呼ばれているが厚労省では認可されている。
大まかに5つに分けられますが
弊店で使用しているのが1と2です。これにも、いろいろな視点で長所短所があります。
3と4は論外ですが、市場には出回っています。
5はグレーゾーンです。
ただ、香草、、とかロハス、、とかいかにも自然派の名前を謳いながら、実は化学成分のご厄介になっているのは
どうなのかなと思います。
ただ、それぞれの長所と短所はありますので、その辺を明確にして、お客様に説明するべきかと思います。
弊店でもいろいろ調べて、一般カラーの中間メニューとしておくべきか検討しようと思っています。
弊店でも、一般のカラーリング剤を施術しています。
化学成分=悪ではないのです。
化学成分のおかげで、日常が便利になり、時間の有効活用や、色のバリエーションが楽しめます。
そばアレルギーや小麦粉アレルギーがあるように天然成分100パーセントでも合わない方はいます。(すごく僅かですが)
でも、アレルギーの方が増えている昨今、本当に純粋な天然成分100%のものを用意するのは必要かと思います。
ですので、100パーセントにこだわるのです。
お客様のニーズに合ったものを的確に提供するのが、美容師の役目かと思います。