パーマでちりちりになりやすい方

パーマでちりちりになりやすい方はいらっしゃいます。

新規のお客様がいらっしゃると、よくそのような話をして下さいます。

他店で、、、、。と

そのような話をお聞きすると、一気に気持がが引き締まります。

そのような場合、アルカリによる過膨潤を考えます。

アルカリに触れただけでも髪がヘナヘナになりすぎてしまうのです。

ですから、一般に使用するパーマ剤「チオ」入りは使用できません。

「シス」もアルカリが高いので避けます。

サルファイトもアルカリになっていますので、簡単には使えません。

その時には、「スピエラ」を使います。

酸性領域での施術が可能ですし、力の加減ができるのです。

ちなみに、アルファーとベーターの薬がありますがベーターが力の加減を決定するものです。

その、ベーターを半分の量にしてしまいます。

これで、こまめにチェックしながら見てゆけば何とかなります。

(内心は少々ビビりながらやっています。)

美容師向けの話になっていますが、トリプルやダブル還元はスピエラのような薬と

弱いチオを使って力の加減を調節します。弱いものを使うには理由があって、

スピエラはアルカリ領域で暴走しやすいので安易にアルカリに傾いた薬を使えませんので

慎重に行う必要があります。

スピエラを使用し弱酸性クリニックパーマは髪を傷めませんが髪によってですが

パーマが落ちやすい欠点があります。

それだけ、髪に負担がかからない証拠なのですが、それを補うのがトリプルやダブル還元なのです。

その手法は酸性クリニックパーマの料金でやっております。