ヘナと一口に言っても色々あります。
純度が高いものから低いもの、そして化学染料が混ぜてあるもの
残念ながら日本にあるヘナは良いものとは限りません。
現在日本で美容室に浸透しているのは植物の粉に
化学染料を混ぜたものです。
それもオーガニックのような自然派のようなとても聞こえの良いネーミングになっています。
和漢彩染が代表的ですね。化学染料が入っているのでジアミンアレルギーの方はNGです。
アレルギーの無い方は大丈夫です。でもそれをすると少し頭皮がピリピリするなどして不安になったからと
当店にいらっしゃっていますお客様がおられます。
話が逸れましたがヘナはたくさん品質が分かれます。
1、産地(インド、ラジャスタン地方が一番良い。寒暖差が大きいのがポイント)
2、産地が良くても刈り取ったヘナの選別が悪い(インド人はごまかすのが得意)
3、刈り取ったヘナをすぐに加工に回さないと砂漠地帯なので砂が混じりやすい
等があるそうです。
弊店で扱うヘナのメーカーの社長さんがちょくちょくインドに行って農場の方に
会って仲良くなってごまかさないように頑張っているそうです。
創業当時はインド人になめられて、輸入したヘナに小石や時には岩。壊れたもの。などが混じっていたそうです。
仲良くなるに従い、品質が良くなりまた、お金も多く払うようにして品質保持に勤めているそうです。
ヘナは日本人だけが使うわけではありません。
金髪の人たちはヘナを多用しています。ですので欧米の方がヘナは流通しているのです。
その中で上位5%のヘナを輸入するのは大変お金と信頼関係がいるそうです。
弊店はそのようなメーカーを選んで使用しています。
またオーガニック認証を受けたヘナは日本ではこのメーカーしかありません。
アメリカとヨーロッパで数社あるだけです。
美容室もメーカーとの信頼関係が大切です。お客様の頭皮の健康がかかっていますから。