ヘナは天然成分100パーセントの場合、
髪にも頭皮にも本当に良いもので
髪の艶が蘇ったり、髪のボリュ=ムが蘇ったりと良いことずくめなのですが
今回はヘナのリスクについての説明をします。
一番のリスクとも思われるのがヘナをした後にトーンアップが難しいということです。
ヘナはオレンジ色に発色しますが黒髪を染めても黒のままです。
その黒髪をアルカリカラーで明るくしたく思っても簡単にはトーンアップが出来ません。
トーンアップするにはブリーチを使うかライトナーと呼ばれる14トーンを求めるものを使ってやっと
2トーン位明るくなります。10トーン位のアルカリ剤を使ってやっと1トーンアップ出来るかどうかです。
1トーンや2トーンと言うのも髪の質によって変わりますので
成り行きのトーンアップになってしまいます。つまり、カラーメーカーが設計したカラー剤が計算通りに
使えないということです。しかし、ブリーチを使うとちゃんと明るくなりますので、
メッシュカラーは可能です。
試しに実験をしてみると良く分かります。
黒髪にナチュラルカラーをした髪(5トーン)を使って、半分を
①ブリーチ
②10トーンのアルカリカラー
をした画像が以下の通りです。
②の10トーンで染めた髪は6トーン位で仕上がっています。
結論はブリーチでトーンアップは出来るが正確なトーンアップは出来なくなるということです。