ヘナをするとアルカリカラーでトーンアップが難しい。

ヘナは天然成分100パーセントの場合、

髪にも頭皮にも本当に良いもので

髪の艶が蘇ったり、髪のボリュ=ムが蘇ったりと良いことずくめなのですが

今回はヘナのリスクについての説明をします。

一番のリスクとも思われるのがヘナをした後にトーンアップが難しいということです。

ヘナはオレンジ色に発色しますが黒髪を染めても黒のままです。

その黒髪をアルカリカラーで明るくしたく思っても簡単にはトーンアップが出来ません。

トーンアップするにはブリーチを使うかライトナーと呼ばれる14トーンを求めるものを使ってやっと

2トーン位明るくなります。10トーン位のアルカリ剤を使ってやっと1トーンアップ出来るかどうかです。

1トーンや2トーンと言うのも髪の質によって変わりますので

成り行きのトーンアップになってしまいます。つまり、カラーメーカーが設計したカラー剤が計算通りに

使えないということです。しかし、ブリーチを使うとちゃんと明るくなりますので、

メッシュカラーは可能です。

試しに実験をしてみると良く分かります。

黒髪にナチュラルカラーをした髪(5トーン)を使って、半分を

①ブリーチ

②10トーンのアルカリカラー

をした画像が以下の通りです。

20222522558.jpg①のブリーチはちゃんとブリーチが出来ています。

②の10トーンで染めた髪は6トーン位で仕上がっています。

結論はブリーチでトーンアップは出来るが正確なトーンアップは出来なくなるということです。