夏の着物を涼しく着る研究(2日目)

夏の着物を涼しく着る研究(2日目)
 

6月14日 2日目(室温25度)

今日は、49歳の誕生日です。
主人と水道橋ヘ、ランチに行きました。

予定した着物は、麻の長襦袢に能登上布&麻の帯びです。
初めて手にする上布は、まるで和紙の様に薄く軽いです。凄く良い感じで、楽しみです。(*^_^*)


ではまず、
《前回のまとめ》
1…麻の素材がベスト
2…長襦袢の襟 は襟芯or半紙or美容襟を試した結果、美容襟が一番開きやすく涼しい。長襦袢を少し短めに着ると足元から涼しい。
3…紐も麻。もしくは、短く&薄く軽いものが良い。
4…伊達締めは、無くても大丈夫ならば、その方が涼しい。
5…着物の胸元の紐は、コーリンベルトがもたつかず涼しい。
6…帯び→麻。 帯締め→レース。 帯揚げ→紗か絽。

《前回の問題点且つ今日の課題》
1日目の写真からわかる様に、着ているうちに詰まってしまった、着物襟元の改善。


では、スタートです。
前回二部式長襦袢を使用しましたが、お腹周りがもたつき暑かったので、今回は普通の長襦袢を着ました。またそれほど暑く無い日で、肌襦袢無しでは腹部が頼りない気がしたため、絹のワンピース式の肌襦袢も使用しました。
その上に麻の長襦袢。
宗道美容襟を使うと、それ自体の形がしっかりしているので、衣紋の抜き具合はもちろんの事、首が襟に付かない様に開けられて、とても涼しいです。そして美容襟に付いている幅広いのナイロン紐で、伊達締めを兼ねて長襦袢を着ます。(私はこれで充分だと思います。暑く無いし楽です。)
初めての麻の着物(能登上布)です。とっても良いです。
腰紐を締めて、胸元は前回同様コーリンベルトを使いますが、ここで課題が有りました。

【着物襟元の詰まり改善】
コーリンベルトをとめる位置に問題がある様でした。ずっと下の方でとめてみると、着物の胸元も落ち着き&楽&長襦袢襟のバランスも綺麗です。
良し!良い感じです。

帯び&帯締め&帯揚げは前回同様、涼しい物を選びました。
帯枕の紐を結んだら、肋骨より下の位置まで帯びの中へしまい込むと、涼しく&楽です。

今日絹の肌襦袢を使用しましたが、失敗です。《絹》は暑い!!

☆コーリンベルトはずっと下の方でとめます。帯枕の紐は肋骨より下の位置までしまい込みます。
涼しく&楽だという事がわかりました。

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