夏の着物を涼しく着る研究(1日目)

 
 

3月16日に椅子の足に右足小指をぶつけて、骨折してしまいました。

お陰様だいぶ良くなってきましたが、残念な事に未だ思う様にお洒落な靴が履けずにおります。

パンプスやヒールはまだまだ先になりそうです。

骨折後医師から、『今の状態は草履や下駄が一番良い。』と言われました

。この際せっかくなので、これも勉強と思って、お出掛けの時に和服を試み様と思いました。

しかし今まで汗かきの私は、夏に和服を着ようとは思ってもいませんでした。

いよいよスタートです。


1日目


5月3日火曜日 晴れ(室温28度)


扇風機をスタンバイして始まりです。

その日は、べに花染めの単衣紬に塩瀬の帯を予定しましたが、とても、暑くって着れませんでした。

あきらめてお召し替えです。


麻の二部式長襦袢に薄手の単衣お召しと麻の単帯びにしました。

先程とは変わり随分と涼しそうです。


肌襦袢も着ないで、和装ブラの上に麻の二部式長襦袢を着ました。

しかし、上と下の襦袢がお腹周りで重なり且つ、紐で縛るから暑い!

とても伊達締めを使用する気になれず、そのまま着物を羽織りました。

紐一本がこんなに暑いと感じたのは初めてです。出来るだけ細くて柔らかく&短い紐を選んでみると、良い感じです。

随分違います!胸元の紐もアレコレ同様に悩んだ結果、コーリンベルトが涼しい事がわかりました。

余分な余り紐が無いので良い感じです。(初めてコーリンベルトを使用してみました。)


冬場はここで伊達締めをしてスッキリさせますが、今日は暑くって無理そうなので、何もしないで帯びに入ります。

単帯びに夏用の帯揚げ&帯締めを使用しました。最後、帯締めが暑い!この一本がこんなにも暑いのでびっくりしました。

そこで、レースの帯締めに変更してみると良かったです。

足元にも、涼しさの秘密がありました。長襦袢を少し短く着てみると、下から風が入り涼しかったです。


襟元は衣紋をしっかりぬいて、且つ首に襟が付かない様に横にも開けて着てみました。首元にも風が入り涼しかったです。

涼しく着る事は、綺麗に着る事だけでなくプラスのテクニックが沢山必要だという事がわかりました。


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